ブライトリング時計が選ばれる理由

公開日: : 最終更新日:2017/07/31 ブライトリングについて

腕時計ブランドブライトリングの特徴

ブライトリングの腕時計が評価される理由を振り返ってみよう。

ブライトリングといえばクロノグラフ

ブライトリングが評価される理由は第一にクロノグラフの発展に寄与したことがあげられる。クロノグラフとはいわゆるストップウォッチだが、現在利用されるストップウォッチの原型ともいえるボタン配分、配置を完成させたのがブライトリングだ。

ブライトリングが1915年に30分タイマーを開発するまで、クロノグラフのボタンはリューズ(通常時計合わせをするときに使用するつまみ部分)と一体型で、利用する場面に応じてリュースを引き出してストップウォッチのスタート・ストップ・リセットの3動作を行っていた。この頃のリューズと一体型のクロノグラフはワンプッシュクロノグラフやシングルプッシュクロノグラフと呼ばれ、現在の独立ボタン式のクロノグラフと区別して呼ばれることがある。

1915年前述の30分タイマー搭載のクロノグラフをブライトリングが発表した際に、ブライトリングはプッシュボタンをリューズから独立させ、2時の位置に配置した。
ブライトリングオーシャン、プッシュボタンのリュースからの独立

さらに1923年にはリセット操作を切り離し、1934年には4時位置にリセット操作用のボタンが独立して設けられる。このリセットボタンの登場によって現在のクロノグラフの原型が完成した。
ブライトリングクロノマットシリーズ
↑二時方向にあるプッシュボタン(スタート・ストップ)と、4時方向にリセットボタンのある現在のクロノグラフのデザイン。

このように、ブライトリングはクロノグラフの開発と発展に大きく寄与したブランドなのだ

そんなブライトリングを代表するモデルといえば、「クロノマットシリーズ(CHRONOMAT series)」だ。
クロノマットは自動巻クロノグラフの代名詞ともいえる名器で、ブライトリングの哲学ともいえるパワフルでユニークなデザインと、「プロフェッショナルのための計器」としてのパフォーマンスを併せ持ったラインナップだ。

フライトコンピューター搭載した時計

ブライトリングが選ばれる理由は「航空機器・計器」への憧れがある。「クロノグラフを発展させた」という最初に紹介した点がブライトリングブランドや時計の歴史にロマンを感じるものだが、フライトコンピュータを搭載し、実際にパイロットたちの空の旅を支えてきた歴史というのも何とも夢がある。憧れる方が多いのもうなづけるというものだ。

現行のシリーズでその航空機器・計器としての実力を体感できるのはナビタイマーというラインナップだ。
ブライトリングナビタイマーシリーズ ナビタイマー ワールド

このモデルは写真の通り、文字盤の周りに目盛が配置されており、これフライトコンピュータだ。この目盛部分を回転ベゼルを
利用してスライドさせ、文字盤内側の目盛と対応させて様々な計算をすることができる。
腕時計一本に航空モデルの計器が付いているわけだ。

ナビタイマーの初代は1952年に世界初の航空計算尺付きのクロノグラフとして誕生。現在のように管制塔やレーダーがなかった時代に、パイロット達はこの景気を腕に速度や燃料を計算して空を旅していたのだ。初代モデルは世界パイロット協会の公式時計として認定されていたというのだから、「本物」だ。

現在このフライトコンピュータを空の旅の共に…というわけにはいかないだろうが、実際に掛け算、割り算、速度と燃費の計算、上昇と下降距離の計算、キロ・マイル・ノット単位換算などベゼルを利用して割り出すのに利用することができる。

ブライトリング精度へのこだわり

これまでに挙げた クロノグラフの発展、フライトコンピュータの搭載がブライトリング時計を選ぶ、ロマンを感じる理由だとすると、次に紹介するブライトリングの精度への徹底的なこだわりは、実際的で機能的な理由といえる。

ブライトリングは100%クロノメーター宣言を行っている。クロノメーター宣言とは、公的機関による精度テストをパスするという意味で、通常どの高級ブランドも上位機種やスポーツモデルなどにしか試験を受けさせないものだ。それにも拘わらず、ブライトリングは1999年に自社ブランドの時計全てを精度テストをパスさせるという「100%クロノメーター宣言」を行い、実際にそれを実現させたのだ。
クロノメーターは外部の公的機関 スイスクロノメーター検定協会(C.O.C.S)に依頼するもので、試験を依頼するのにももちろん検査料がかかる。自社試験しか通さない、または試験を行われないモデルが多い中でこの100%クロノメーター宣言は時計の精密さへのブライトリングブランドをかけたこだわりの表れといえるだろう。

ブライトリングが選ばれるのは、時計の歴史、空へのロマン、そして最高の精密さから

ブライトリングはパッと見で誰が見てもわかる、という派手さや奇抜なデザインないものの、精度・耐久性・視認性・機能性、驚異的な防水性能を兼ね備え、空への憧れとロマン、腕時計の歴史に名を刻んだという点で、使えば使うほど、ブランドを知れば知るほどにブライトリングを選んだことが誇らしく思える、「逸品」との出会いを確信できるブランドだ。

のは、クロノグラフの発展、回転計算尺・航空用計算版の発明と搭載、100%クロノメーター宣言の3点により、腕時計の精密さ、ブランドを挙げて時間の正確性にこだわった点だ。




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